昨日に続いて、同人詩誌「アリゼ」第146号を紹介する。
2011年12月、アリゼの会・発行、58ページ。
20編の詩、12編のエッセイを収める。
エッセイに含めたけれど、4編は2段2ページにわたる長文である。
F修二さんの「熱帯雨林vsパーム農園」は、マレーシア、インドネシアでパーム農園経営が盛んになり(バイオ燃料としての需要も増えて)、自然侵害、労働条件等の、問題の発生を説く社会評論である。
Y幸子さんのチベット語「ケサル物語」をめぐる行動的な話、Y智子さんの滞在記「私のアメリカ見聞録」、R一さんの美術展・記「川瀬&支倉」、ともに貴重な文章である。
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