野田知佑「さらば、ガク」
先の土曜日(2月4日)に「BOOK OFF 米松店」で買った写真集の、「野田知佑 さらば、ガク」を見おえる。
(株)文藝春秋、1998年8月・3刷。
野田知佑はカヌーイスト(という言葉があったように思うが、電子辞書の広辞苑にも、現代カタカナ語辞典にも出ていない)で、日本各地と世界の川、湖、海でカヌーの旅をしている。
野田知佑も相棒の犬・ガクの事も、以前から僕は知っていた。それは作家・椎名誠のエッセイ集(僕は数冊を読んだ)に、しばしば現れるからである。
ガクの事を、純血種の猟犬かのように僕は思っていたが、初めて写真を見ると、野性的な雑種だった。野性的な面については、野田知佑は、ほとんど鎖紐でつないでいないから、と述べている。
彼と、スタッフが撮った、写真があるようだ。彼とガクとが一緒に写った写真も多いから。
彼と椎名誠の追悼対談「実父と養父の『楽しかったよ、ガク』」が載る。
また作家の立松和平とも親しかったようで、立松和平とガクがカヌーに乗っている写真がある。
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