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2012年5月27日 (日)

江國香織「きらきらひかる」

Cimg6041 江國香織の小説、「きらきらひかる」を読みおえる。

 新潮文庫、平成15年・28刷。

 彼女は1964年生まれ、現在1流の女性作家である。

 この小説の新婚家庭で、夫の睦月はホモで、紺という大学生の恋人あり、妻の笑子はアルコール依存症気味で、情緒不安定という、かなり変わった設定である。

 1章ごとに、笑子と睦月の、入れ替わる視点で描かれる。

 最後はハッピーエンドだけれど、世俗的なそれではない。

 この4月27日の記事で紹介した、小川洋子「シュガータイム」でも、性レス男女関係が描かれる。

 どういう理由で、そういう関係を求めるのか、僕にはよくわからない。

 性なしでも男女間の優しさはありうる、と主張するのだろうか。

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