県内にお住まいの詩人・T篤朗さん(発行編集者)が、同人詩誌「果実」66号を送って下さった。
平成24年3月、果実の会・刊。
県内の元教師、6人を同人とする。
Y茂子さんの作品は素直だったが、発表を重ねて、今号の「こころ」では、澄明さを表すようになった。
N明徳さんの「つながり」が過去と現在の繋がりを描いて、また「ことば」では穏やかな老後を描いて、情趣がある。
またF則行さん、W本爾さん、K不二夫さん、T篤朗さんのベテランたちも、旺盛な意欲で詩作品を発表している。
またエッセイと後記では、言葉、詩、短歌、読書等をめぐって、真摯な発言がある。
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