「探訪 日本の庭 九」
小学館、昭和54年・刊。
寺社の庭が多く、他に武家屋敷の庭などが、紹介されている。
名古屋城旧二の丸、三の丸の、枯滝石組は豪壮である。
摩訶耶寺庭園(静岡県)の紹介に、「本庭は長らく荒廃したままになっていたが、昭和43年に調査が行われ、その後直ちに復元された。」とあり、不思議な事だ。藤枝静男氏の「眠りを覚ます東海の名園」が、事情の1部を伝える。
わが国最古の作庭伝書「作庭記」の系譜について、重森完途氏の文章で学んだ。
長野県の「光前寺庭園」(江戸初期・作庭)の東庭では、大石を積み上げて水を流し、龍門瀑石組とする意匠が佳い。
朝倉館址庭園は、朝倉氏遺跡の内にあり、南陽寺址の枯滝石組、諏訪館跡の滝添石には巨石が用いられ、見応えがある。朝倉氏遺跡には何度か行っているので、これからは心して観よう。
こぐま星座様、コメントを下さり、ありがとうございます。
庭では、除草と、伸びすぎた枝を切ることに、苦労します。
投稿: 新サスケ | 2012年8月28日 (火) 11:07
庭ですか…。うちの庭もけっこういいですよ。雑草がいっぱい生えて時たまマムシやムカデも出ます。野菜を植えるとどこからか獣があらわれて野菜をねこそぎ食い散らかしていきます。(笑)(泣)
これが田舎暮らしの醍醐味というものでしょうか。
投稿: こぐま星座 | 2012年8月28日 (火) 10:09