詩誌「角」第27号
坂井市に在住の詩人、Nとしこさんが、同人詩誌「角」(つの)第27号を送って下さった。
2012年10月15日、角の会・発行。
若狭地方の同人がおもだが、越前地方の同人も混じる。
今年7月11日の記事で、第26号を紹介して以来だ。
Nとしこさんの「花火」は、新婚の息子夫婦とともに、こちらでは有名な行事である、「三国花火」を観た際のことを、作品化している。息子が結婚して、これまでの動揺・不安から心境が落ち着いたようで、齢を重ねた心境の詩を期待する。
O純さんの「つゆ」は、「いのちの種のようなひとしずくを/唇に落してもらって/旅立つのだが/行方はおぼつかない」と始まって、己の死に思いを巡らせる。
Y勝さんの映画評論「僕の懐かしシネマ館13 ピーター・ボグダノヴィッチ『ラスト・ショー』」は、1ページ3段、6ページにわたって、熱く語っている。
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