« 写真集「スポーツの未来」 | メイン | 支部2月歌会 »

2013年2月 9日 (土)

神子萌夏「白をあつめる」

Cimg6769 県内にお住まいの詩人・神子萌夏さんの詩集、「白をあつめる」を、詩誌仲間・AUさんを通して受け取った。

 2013年、ジャンクション・ハーベスト・刊。

 ビニールカバー装だが、光の反射が強いので、写真では外してある。

 「透き通ってゆく午後」、「植物系」に続く、彼女の第3詩集である。

 作品「ひこうき雲」の第3連に「ふつかごとにリセットされるいのち/フィルターで濾過される/わたしの日々のいとなみ」とあるように、彼女は週3日の人工透析を受けている。

 だから彼女は、生命にとても敏感だ。

 「約束」で受胎を歌い、「草の香り」でバッタの余命を気遣う。

 「ことばを探して」は、豊かなレトリックを用いた、優れた作品である。全6連の最終連のみを引く。

  「ことばを探して」より


ことばは増えたのに

うまく取り出せなくて

いまもわたしの海のなか

ひかる小魚たちが

ぐるぐるまわっている

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/30977167

神子萌夏「白をあつめる」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート