「ハイネ全詩集 Ⅰ」
1972年、角川書店・刊。
全5冊、井上正蔵・完訳。
詩集「歌の本」(原著は1827年・刊)の全訳を収める。
内容は、片恋、失恋の詩が多く、墓場、死と結び付けられもする。
井上正蔵氏の完訳は尊いが、1部では57調になったり、古語が出て来るのは、僕には困った事である。
写真は、箱の表であり、傷みが多い。
ほぼA5判、1段、644ページの大冊である。
このブログの2007年5月22日の記事「ハイネ詩集」に、「僕は『ハイネ全詩集』を持っており、いつか読みたい」と書いてより、ほぼ6年を経て、読み始めたのである。
また2010年3月6日、5月13日の記事で、「ハイネ散文作品集」全6巻の購入を報せたように、僕はハイネ(1797~1856)の生涯に関心がある。
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