詩誌「天彦」6号
1昨日(10月25日)の「群青の会」会合のおり、AUさんから頂いた、詩誌「天彦(あまびこ)」6号を読みおえる。詩人懇話会・副代表のK・久璋さんが、僕達のために、AUさんに渡していた詩誌である。
詩8編、散文4編を収める。
何度も書くけれども、地方から文化活動を起こして、発信することは重要である。
詩に慣れない人は、指導を仰ぐだけでなく(詩に師弟関係はない)、古典(昭和の古典もある)を読んで、感動の体験を増やすべきである。
エッセイ、研究も充実している。
発行所「美浜 詩の会」代表(?世話役?)のK・久璋さんの「蟋蟀の歌」は、学識と真情が綯い合わされていて、感銘を受けた。全4連のうち、最終連を引く。
父いとし 母いとし
げに子は憎しとぞ鳴き募る
思いつめたような 綴れ刺す
蟋蟀のつぶらな目に
にわかに泪が溢れてくる
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