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2013年10月27日 (日)

詩誌「天彦」6号

Cimg7308 1昨日(10月25日)の「群青の会」会合のおり、AUさんから頂いた、詩誌「天彦(あまびこ)」6号を読みおえる。詩人懇話会・副代表のK・久璋さんが、僕達のために、AUさんに渡していた詩誌である。

 詩8編、散文4編を収める。

 何度も書くけれども、地方から文化活動を起こして、発信することは重要である。

 詩に慣れない人は、指導を仰ぐだけでなく(詩に師弟関係はない)、古典(昭和の古典もある)を読んで、感動の体験を増やすべきである。

 エッセイ、研究も充実している。

 発行所「美浜 詩の会」代表(?世話役?)のK・久璋さんの「蟋蟀の歌」は、学識と真情が綯い合わされていて、感銘を受けた。全4連のうち、最終連を引く。


父いとし 母いとし

げに子は憎しとぞ鳴き募る

思いつめたような 綴れ刺す

蟋蟀のつぶらな目に

にわかに泪が溢れてくる

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