広部英一「邂逅」
思潮社「広部英一全詩集」(2013年10月・刊)より、3番めの詩集「邂逅」を読み終える。
今月20日の記事(←リンクしてある)に書いた、「鷺」に続く詩集である。
原著は、1977年、紫陽社・刊。5章、20編を収める。第2回「地球賞」受賞。
逝いた人たちの魂を、感覚できるもの(蜻蛉や、小鳥らしいもの)、気配として描いている。
宗教への信仰がなく、死後の魂を信じない僕にも、親しみを感じる詩編がある。それは逝いた人たちを、僕も懐かしく思う時があるからである。
この5章の分け方の由来もわからない僕は、良い読者ではない。
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