« 詩誌「水脈」49号 | メイン | パソコン、一時不調 »

2014年1月 5日 (日)

石田波郷「惜命」

Cimg7472 角川書店「増補 現代俳句大系」の第8巻(1981年・刊)に進み、初めの句集、石田波郷「惜命」を読みおえる。

 「大系」でいえば、昨年12月29日の記事(←リンクしてある)、石原舟月「山鵲」(やまかち)に続く句集である。

 原著は、1950年、作品社・刊。506句。

 石田波郷(1913年~1969年)の、1947年~1950年の、結核病療養吟である。

 何度かの手術を受けているが、僕は戦後日本に入って来た抗生物質薬が用いられたのではないか、と思っている。膿胸、腸結核、中耳結核を併発した患者が、手術だけでは無菌者に復しないだろう。

 以下に5句を引く。

咳き臥すや女の膝の聳えをり

横光忌黙契いよゝ頑に

綿虫やそこは屍の出でゆく門

力なく降る雪なればなぐさまず

濃く淡く夜霧うごけり死を脱す

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/32033441

石田波郷「惜命」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート