「歌壇」2月号
総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2014年2月号を読みおえる。
表紙が、昨年はイラストでシンプルだったのが、今年は花の写真を大きく編集したものを採っているようだ。
巻頭20首4氏の内、小池光「道」より「足の爪赤く塗りたる姉むすめ青く塗りたる妹むすめ嗚呼」では、現代短歌文庫3冊に出てきた、娘さんの近況を聞くようだ。
第25回「歌壇賞」受賞の佐伯紺「あしたのこと」30首には、僕のわからない歌がある。世が変わったのか、僕が古いのか。
米川千嘉子「馬島」50首は、異論もあるが、力作である。
特別企画「スイーツの歌―おいしい短歌」は、巻頭エッセイ、7氏の選出歌とエッセイ、共に楽しく読んだ。どちらかと言えば僕は甘党だから。
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