写真集「鉄道歳時記 冬」を見おえる。
1985年、小学館・刊。帯、栞、付き。
今月20日の記事で紹介した、「同 秋」に続く本である。
冬の鉄道歳時記となると、雪景色の中を走る列車を捉える。
ただし、北海道では流氷の近くを走ったり、新潟県の高架路線を走る超特急列車、珍しい雪の中を走る鹿児島本線、と様ざまである。
待合室で石油ストーブに暖まりながら、列車を待つ客の1枚も懐かしげである。
大雪地域の除雪の様子を集めた、「鉄道と除雪」も貴重な章だ。
この5冊シリーズも、最後の「名所」の巻を残すのみとなった。
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