「歌壇」6月号
今月19日の記事で、Amazonより届いた事を報せた歌誌、「歌壇」(本阿弥書店)2014年6月号を読みおえる。
短歌作品はすべて読んだけれども、散文では1部、読まなかった編もある。
特集「短歌の主題をどう歌うか」では考えさせられるし、特別企画「競詠 学生短歌会の歌人たち」では、数は少ないけれども、学生短歌の今を知る事ができる。
小島ゆかり「遠きひとり」50首では、父親を亡くしたあとの心境を示している。
短歌作品では、お年を召した方の作品につい惹かれる。僕も43歳で「コスモス」に入会して20年を経ており、ベテランとは言えないが古株となったのか、年齢を重ねたのだな、と感慨が湧くのである。
他の作品も含めて今号は、充実した1冊だった。
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