« 支部5月歌会 | メイン | 5月の花 »

2014年5月12日 (月)

「知の技法」

Cimg7687 東京大学出版会「知の技法」(1994年・初版)を読みおえる。

 東大教養部のテキストとして出版されたが、ブームを呼び、ベストセラーとなった。

 また続編「知の論理」、「知のモラル」が出版された。

 知の技術と方法をめぐって、20年前に書かれた文章群である。「知の論理」の「はじめに」で許される通り、興味のある部分だけ(約半分以上)を読んだ。

 中村雄祐「フィールドワーク――ここから世界を読み始める」の実践的・自省的文章や、翻訳の大家・柴田元幸「翻訳――作品の声を聞く」の世慣れた文章、詩人・松浦寿輝「レトリック――Madonnaの発見、そしてその彼方」の際物的文章、などが印象に残る。

 知のヒエラルキーのトップに、僕の思うような学問を求める事は、無理なのだろうか。「知の論理」「知のモラル」も読み続ける予定である。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/32242277

「知の技法」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート