総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2014年7月号を読みおえる。
散文では1部、読まなかったものもある。
「巻頭作品二十首」4氏では、福島泰樹「光の雨 わが亡友録」に惹かれた。世代が近いせいだろうか。
特集「大野誠夫生誕百年、没後三十年」は、執筆者が皆、誠実だった。全歌集の実費販売(作風社)の広告を、いきなり出されても(163ページ左下)、先着40冊でもあり、僕は申し込めなかった。
特別企画「夏の風物を詠んだ歌」の、7編も爽やかな作品が多く選ばれている。
吉川宏志「谷の花」50首では、震災・原発事故、戦争への危惧なども詠まれて、社会と対峙している。
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