詩誌「果実」70号
県内にお住まいの詩人、T・篤朗さんが、同人詩誌「果実」70号を送って下さった。
「果実」は教員退職者の5名を、同人とする。
詩は、F・則行「わらいがみさま」「約束」、N・明徳「山茶花」「雲」、W・本爾「父と子」「二月抄」、K・不二夫「ピカソ的な一日」「かっちゃま左義長」、T・篤朗「ひな祭り」「アジサイ」「春を待つ」「お内裏様」「流星ひとつ」、他にエッセイなど。
W・本爾「父と子」では、施設の父を訪う長男の困惑を、「二月抄」では雪景に亡くなった母を偲ぶ思いを、描いている。
T・篤朗「ひな祭」では、子らが巣立って老夫婦2人のみとなった家庭(自分たちも、僕の周囲でも、そういう家庭は多い)で、雛人形を飾るのだが、淋しいのか、家じゅうの人形も添え並べる、というストーリーである。
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