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2014年7月10日 (木)

関谷啓子「梨色の日々」

Cimg7799 関谷啓子さんの第5歌集、「梨色の日々」を読みおえる。

 2011年、六花書林・刊。355首。

 関谷啓子(せきや・けいこ、1951年・生)さんは、「短歌人」「開放区」同人。

 既に5冊の歌集を上梓していて、短歌結社に20年いながら1冊の歌集も出せない僕とは、違うのだ。

 彼女は主婦の穏やかな生活ながら、時に強く、時に鋭く、詠い出す。

 以下に6首を引く。

桃の木に思春期というものありやなし空にするどく枝差し入れて

あらあらと風吹く街に火のごとく流れてゆけり桃の花片(かへん)

ふつふつと愚痴吐きている黒しじみ一息に鍋に入れてことなし

夫の病に張りつめ暮らす秋の日は何のはずみにか涙出でつも

夕空にながれる雲を追いながらどこに行くのかわれと自転車

むすめ嫁ぐ日の近づきて夜な夜なを語れりかたることの尽きざり

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