エッセイ3編
Google play ブックスより青空文庫発で、タブレットにダウンロードし、3名3編のエッセイを読みおえた。
この11月12日付け記事で、中原中也「在りし日の歌」を紹介して以来の、タブレットにダウンロードしての読書である。
作家・岡本かの子(1889年~1939年)の「秋雨の追憶」は、松茸狩り(当時は素人にも松茸を見つけられたようだ)の話など、4章より成るエッセイである。かの子がスターだったから、さりげない事をを書いても読まれたのだろう、と推察する。
詩人・尾形亀之助(1900年~1942年)の「跡」は、妻に去られ、5歳の娘と、定職もなく詩作も年2、3編で、親の仕送りで生活した昨年を振り返った1編である。
彼は生涯、働かなかった詩人、として有名である。思潮社より、全集が出版された。
ひるきたけやす「ゆっくりはしれば そらもとべる」は、人生論風の短章を集めた本である。「何のために生きるか」「効率化の果て」など。
タブレットには30冊くらいの、無料の本(著作権切れ、新本の立ち読み章など)が入っている。ダウンロードする時、内容は確認できないので、作者名と作品名で選ぶ。
今回の3編も、エッセイとも判らず入手して、短いものだから読みおえた。
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