岡本かの子「鶴は病みき」
Google Play ブックスより「青空文庫」発で、岡本かの子の小説「鶴は病みき」を、タブレットにダウンロードし読みおえた。
同様な方法で読んだ本として、11月27日の記事、同じ岡本かの子の小説「花は勁し」に継ぐ。
この小説は再読であり、高校生時代、日本文学全集の「昭和名作集」で読んだと記憶する。
岡本かの子(1989年~1939年、享年・49)は、歌人、仏教研究家として活動したが、亡くなる3年前の1936年、この「鶴は病みき」を発表して作家デビューした。
芥川龍之介をモデルとし、後年に回想する体裁である。夫や自分の活動があり、個人的な交際で知り得た事柄が曝されている。
故人や周囲の人を鞭打つようで、しかもこれで作家デビューとなると、印象は好くない。
特異な作家、未読作の多い作家として、僕は関心がある。
なおGoogle Play ブックスには検索機能があり、作家名・作品名・等で検索して出て来た作品(有料・無料)を、ダウンロード出来る。
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