福井詩人会議・水脈から頂いた詩誌、「水脈」52号を読みおえる。
1月19日の記事、「届いた3冊」で紹介した内の、1冊である。
2014年12月31日・刊。
8名14編の詩、他に俳句・短歌・小説・評論、等。
戦争の悲惨や、現実の変革を訴えている。
文学で前向き、ポジティブなのも危ういと思う。退廃に惹かれるのも人間的である。
S・周一さん、N・としこさんの詩が見えない事は淋しい。
I・信夫さんは評論「すずこ記 続続・1」4ページを載せている。詩人・中野鈴子を追って、ライフワークを自覚しつつ、どこまでも歩み入る執念を、僕は感じる。
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