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三浦哲郎の短編小説集「夜の絵」を読みおえる。
集英社文庫、1979年・刊。
単行本としては、1970年、三笠書房・刊。
7編の短編小説を収める。
温泉宿の女と客など、夫婦でない男女の交情と別れを描いている。
「三角帽子」は3組の夫婦の話だが、不倫や性病の挿話が出て来て、僕は読まずに飛ばした。
三浦哲郎(1931年~2010年)が、なぜこのような題材を描き続けたか、わからない。
1族の宿命を描き続けて来て、晩年の「短編集モザイク」3冊等に至る、中年期の過渡期だったのかも知れない。
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