8月号「COSMOS集」
結社歌誌「コスモス」2015年8月号より、昨日に続き、「COSMOS集」の読了を報せる。
「COSMOS集」は、「あすなろ集」と「その二集」の特選欄であり、「あすなろ集」より30名、「その二集」より12名が、各5首(まれに6首)掲載される。
「あすなろ集」、「その一集」への昇級は、2年間(1月号~12月号を、1年間とする)の掲載歌数に拠るので、「COSMOS集」掲載は、有利である。
僕が付箋を貼ったのは、「あすなろ集」特選より、I・祐太さんの「一房のぶだう」5首よりの次の1首。
ひるさがり猫背がふたり猫舌がひとり集へり喫茶ダフニに
2句と、3、4句の対が、奇蹟的に生まれた。「り」の多用、「に」の重なりは、音韻的に快いとも、あるいはしつこいとも、取る読者がいるだろう。
「フリー素材タウン」より、蓮の花の1枚。
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