「渡辺本爾詩集 2」
昨日の記事で頂いた事を報せた詩集2冊の内、「渡辺本爾詩集 2」を読みおえる。
昨年6月14日の記事(←リンクしてある)で紹介した、「同 1」に継ぐ。
間が空いたので出版を心配したが、杞憂となって良かった。彼の全詩集となる筈である。
発行が2015年2月となっているが、僕の友人も最近に受け取ったらしく、何かの経緯があったのだろう。
今回も黒がちのモノクロ写真に、白い字で書いたページが多い。
この「渡辺本爾詩集 2」の優れている点の1つは、彼の第1詩集「華苑」の作品を、多く読める事だろう。
他に詩集「ぼくの夜汽車」、同人詩誌「果実」、年刊アンソロジー「詩集ふくい」より、作品が採られている。
詩「ひるむな と」には、心臆する時に「ひるむな」と唱える事が、作品化されている。教職の階段を登りつめた彼にしてこうであるかと、僕は親しみを感じる。
続編があるなら、それを待ちたい。
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