有川浩「植物図鑑」
有川浩(ありかわ・ひろ、女性作家)の小説、「植物図鑑」を読みおえる。
幻冬舎文庫、2015年24版。
購入については、先の10月17日付けの記事(←リンクしてある)、「手許の3冊」で報せた。
僕は既に、彼女の小説を2作読んでいる。
マンションの植え込みに行き倒れになっていた青年・樹(イツキ)を拾った、さやかが同居するようになり、同棲するようになり、1時は樹が立ち去って危機を迎えるが、樹は家との揉め事を決着させ、戻ってきて求婚するというハッピーエンドの物語である。
常とは逆の、girl meets boy の物語である。大きな糸である「野草料理、採取」には、あまり関心を持てなかった。
ハッピーな進行は、ややイージーだが、恋人たちには有り得るストーリーだろう。
コメント