「コスモス」1月号「月集」読了
今月19日の記事で、到着を報せた結社誌「コスモス」2016年1月号のうち、トップのいわゆる「月集」3欄、つまり「月集特別作品」、「月集スバル」、「月集シリウス」を読みおえる。
「コスモス」は大部で(今号は210ページ)、ぎっしり短歌と評論等が詰まっているので、小分けに紹介したい。
このクラスでは、調べも整っている。
しかし舌頭千転などというと、新人が入りそうにない。その後に自然と(読んだり詠んだり)、身につくものだろう。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集スバル」のK・博夫さんの5首より。
職辞してのたりくたりの弱蔵(よわざう)に妻は険しくものをいふかな
彼はたしかJAXAを科学技術者として勤め上げた人で、純粋で生活細事には強くないかも知れないが、「コスモス」選者でもあり、大事にしたい人だ。
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