結社歌誌「コスモス」2016年2月号の、初めの「月集」3集を読みおえる。
「月集特別作品」、「月集スバル」、「月集シリウス」の3集である。
「月集」3集は、24ページを占め、次の「その一集」は1集で67ページを占める。
「月集」がいかに難関であり、ハイレベルか、わかるだろう。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のM・小夜子さんの5首より。
わがめぐりアパートが建ち医院来てスーパー出来て雉子ゐなくなる
4句までは、地域にとっては発展だろうが、自然が失せるのは淋しい。3句以下、主語を表わす助詞の欠けている事は、作者の苛立ちを表わすようだ。
「フリー素材タウン」より、水仙の1枚。
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