歌誌「歌壇」3月号
総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2016年3月号を、ほぼ読みおえる。
到着は先の2月18日の記事(←リンクしてある)にアップした。
特集は「震災詠から見えてくるもの――東日本大震災から五年」。
大震災を振り返る事は重要だが、安保法制への批判を逸らした感がある。僕の疑い過ぎだろうか。
飯田彩乃さんの歌壇賞受賞第1作「永遠が近づいてくる」30首は、新鮮で落着きがある。
「コスモス」関係では、小島ゆかりさんが座談会の司会、福士りかさんが時評「余白と奥行き」見開き2ページ、狩野一男さんが「去年今年」12首、いずれも力がこもっている。
コメント