「コスモス」4月号「月集」読了
結社歌誌「コスモス」2016年4月号より、初めの「月集」を読みおえる。
これまで「月集特別作品」は、12名(うち「スバル集」より2名、「シリウス集」より10名)×5首(1段組み)だった。
この新年度号より、「月集スバル」の初めに「今月の四人」として、4名×5首(2段組み)が載り、「月集シリウス」の初めに「月集シリウス 特別作品」として12名×5首(1段組み)が載るようになった。
1冊の普通歌は、「今月の四人」「月集スバル」「月集シリウス 特別作品」「月集シリウス」の順より始まる。
僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス 特別作品」のI・玲さんの「自転車」5首より。
白菜を船首像(フィギュアヘッド)にして帰る日没ちかく自転車こぎて
自転車の前の篭に物を立てて(例えば鞄でも)走らせるのは、まことに船首像みたいだ。「フィギュアヘッド」の語を取り入れた事も手柄である。
コメント