有川浩「三匹のおっさん」
先日、某ドラッグストアで粒ガムを買った帰りに、TSUTAYA某店に寄り、有川浩「三匹のおっさん」(新潮文庫、2014年・刊)を買い、読みおえた。
帯付き、443ページ、723円(内、Tポイント323ポイントを使う)。
有川浩(ありかわ・ひろ、女性)の小説は、これまで4冊を読み、直近の「ヒア・カムズ・ザ・サン」は今年1月15日の記事(←リンクしてある)で紹介した。
帰りの車を出しながら、「しまったかな」という思いが過ぎった。3人を「三匹」と人間扱いしていないからだ。
還暦を迎えた男性3人が、私設自警団を結成し、町内の悪を成敗する、6話を収める。
鬱屈のカタルシスにはなるが、私刑や暴力の問題もあり、彼女のバイオレンス物は読むまい、と思った事だった。
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