「トラークル全集 Ⅶ 遺稿(戯曲ほか)」
青土社「トラークル全集」(1987年・刊)より、「Ⅶ 遺稿(戯曲ほか)」を読みおえる。
先の5月2日の記事(←リンクしてある)、「同 Ⅵ 遺稿」(3)に継ぐ。
この「Ⅶ」には、11個の断片、3編の戯曲断片、2つのアフォリズムを収める。
研究者は何かを汲み取るかも知れないが、読み部(よみべ)の僕には、貴重なものは読み取れなかった。
なお初期に彼の戯曲2編が上演されたとされるが、戯曲台本は遺っていないようだ。
1009ページの大部の全集も、残すは書簡と小伝のみとなった。書簡が145通、248ページ(注・付き)と長いので、分けて紹介する事になるだろう。
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