石田衣良「アキハバラ@DEEP」
先の4月15日の記事、「最近買った3冊」で紹介した3冊の内、石田衣良の小説「アキハバラ@DEEP」を読みおえる。
文春文庫、2006年・刊。帯付き、542ページ。
彼の小説では、2011年9月20日の記事(←リンクしてある)で紹介した「40」他、2冊を読んでいた。
彼の連作「池袋ウエストゲートパーク」シリーズを、僕は読んでいない。
「アキハバラ@DEEP」は、6人のオタク青年が、画期的なAI(人工知能)「クルーク」を創出して、それを奪い取ろうとするIT大企業と闘って、奪い返し、理念通り無料でネットの世界に公開する話である。
その大企業が初め、代金として1人当たり2億円を提示するが、グループは譲らなかった。
僕ならすぐに譲っていただろう。ただし文章は、アマチュアながら文学に関わる者として、お金を積まれても意に染まないものは書かない(書けない)。
コメント