年刊句集「福井県」第54集(3)
年刊句集「福井県」第54集(2016年3月、福井県俳句作家協会・刊)より、3回めの紹介をする。
同・(2)は、今月1日の記事(←リンクしてある)にアップした。
僕は購読のみという事で、句集参加費と年度協会費を足した額の半額で、この分厚い貴重な句集を譲ってもらっている。
もちろん僕の詩と短歌を創る助けにするために読む。どれだけ助けになっているかわからないが、同じ時代、同じ風土を生きる者として、大きな刺激を受けている。
今回は前回に続き、作品集の81ページ~120ページを読んだ。40ページ、80名の800句を読んだ事になる。
僕が付箋を貼ったのは、次の1句。M・甚四郎さんの「雛飾り」10句より。
雛飾り言葉少なに老夫婦
娘が、雛を連れずに嫁いだのだろう。雛を飾って、娘への思いはあるけれども、言葉にしないのだろう。
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