若山牧水「樹木とその葉」(2)
Kindle本「若山牧水大全」の随筆集「樹木とその葉」より、2回めの紹介をする。
同(1)は、先の6月6日の記事(←リンクしてある)にアップした。
今回に読んだのは、「枯野の旅」より「空想と願望」に至る、7詩編である。
Kindle本をタブレットで読むには、ぱらぱらとはページを繰りにくく、元のページに戻りにくい。詩7編なら、他の紀行文と一緒に紹介しても良かった。
牧水が詩を書いていたとは知らず、生涯に何編の詩を書いたか、全集をもたないのでわからない。
この7編には、57調の文語の詩、散文詩と呼ばれるべきもの、口語自由詩を含む。
心情を素直に述べた詩が多い。初期「創作」や「詩歌時代」では詩も載せたようで、詩への眼はあったようだ。
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