Amazonのkindle本コーナーより、村上春樹「村上さんのところ コンプリート版」を、予約購入した。
初め7月31日配信・2000円の予定だったが、7月24日配信・1800円に変更された。
期間限定サイト「村上さんのところ」に寄せられた37465通全部に彼が目を通し、3716通に返信した、質問・相談と解答を、すべて収めた本である。
解答のうち、僕にも関わるかな、という文章を手帳に写している。その(1)。
「思い直してがんばってください。そういう機会が与えられる人って、そんなに数多くはないんです」。
僕はごくごく小さな原稿を引き受けて、あと4分の1なのだけれど、資料が多いのと、この頃の暑さで、バテ気味だった。この解答に出会って、また元気が出て、1日のノルマを決めて、資料読みをしている。
なおパソコンとタブレット、同期して両方で読めるが、タブレットのほうが操作が楽なので、それで読んでいる。
Amzonのkindle本コーナーから、「若山牧水大全」を買い、Kindle for PCにダウンロードした。
2014年3月25日・初版。99円。
僕は短歌新聞社・版の「若山牧水全歌集」(定価・8千円)を買って読み始めた事があるが、1ページ20首とぎゅうぎゅう詰めで読みにくく、頓挫した。
また春秋社・版「若山牧水選集」(5冊)と、雄鶏社・版「若山牧水全集」の第11、12巻(書簡集で、揃いかどうかは判らない)が蔵書にあり、読みやすい全歌集のみを探していた。
この「大全」1冊には、全15歌集と、随筆集(抄)が収められている。全歌集と、散文の抄を求めていた僕に、ぴったりの廉価本である。
タブレット(10インチ)にも同期できて、1ページ8首と読みやすく、外出先でも読める。
Kindle本では、著作権の切れた作者の、全集、作品集が99円、200円などで続々と発売されている。読者としては喜ばしいが、街の書店、古本屋さん、BOOK OFFなど、商売が更に難しくなるだろう。
総合歌誌「歌壇」2015年8月号を、7月14日(発売日)に、楽天ブックスへポイントも使って、注文した。
7月16日に届いた。続けて届けて貰えば良いのだが、停止する権利は留保したい。
7月17日に、結社歌誌「コスモス」同8月号が届いた。
僕の歌は、3首選だった。内容はアメブロ「新サスケと短歌と詩」の、7月18日付け記事(←リンクしてある)にアップしたので、ご覧ください。
最近、2冊の文庫本を買った。
有川浩「レインツリーの国」(新潮文庫、2015年31刷)は、TSUTAYAでTポイントを使うために買ったが、店員との行き違いでポイントを使ってもらえなかった。
桂川甫周「北槎聞略」(岩波文庫、2012年11刷)は、書店「KaBoS二の宮店」で、妻に貰った図書カードを使って。
また県内の詩人・中国文学者、前川幸雄さんが、詩集「縄文の里 讃歌」(以文会友書屋、2015年4月・刊)を送ってくださった。
いずれも読んだなら、ここで紹介したい。
先日、久しぶりに臨時収入が少しあったので、以前より欲しかった本を、楽天ブックスより買った。
青土社「吉野弘全詩集 増補新版」(2015年3月・2刷)である。
吉野弘(1926年~2014年)の「消息」から「夢焼け」に至る11詩集、歌詞一覧、資料などを収めている。
ただし「夢焼け」は1992年・刊であって、その後の幾冊かの詩画集、写真詩集等の作品は、ここに収められていない。
価格も税込み1万円を超えるので、執着がなければ、思潮社の現代詩文庫3冊(1部の詩集に抄出がある)で充分だろう。
「荒地」の詩人たちが亡くなって行くと思ったら、その後の「櫂」の詩人も、茨木のり子、吉野弘と亡くなって行く時代となった。
先日、AmazonのKindle本から、「週刊アスキー」の2015年6/9号・電子版をKindle for PCにダウンロードして、購入した。
Kindle for PCへのダウンロードは、以前に実用書で経験があり(ここでは発表しなかった。本は読み差しのまま)、心配しなかった。
紙版・電子版の併行の最終号であり、前身を含めて1030号である。
価格は100円(Amazonポイント20円分を更に引いた)と、非常に安い。ほとんどカラーページなのに。
電子版への完全移行への直前という事で、本誌、パソコン史などの回顧の記事が多い。僕にわからない記事もある。この価格と週刊の機敏さで、ITの方向がわかるなら、便利な電子雑誌だ。
目次欄を表記して、各記事へ飛ぶ事もできる。
Amazonのメールより、本の宣伝に、日本エッセイスト・クラブ編、’11年度ベスト・エッセイ集「人間はすごいな」(文春文庫、2014年10月・刊)があり、即座に注文した。
このベスト・エッセイ集シリーズを何冊か、新本・古本でAmazonに注文しているからの、メールだろう。
そしてこのシリーズが、’11年版、29冊めで最後とある。
初めの’83年版「耳ぶくろ」(2012年5月13日の記事)から、欠かさずに毎年ぶん、28冊、このブログで紹介して来た。
ファンの僕は、この終了に、意図を感じないでもない。「しみじみ・ほのぼの」の時代ではない、というような。
この「人間はすごいな」を読みおえたなら、ここで紹介したい。
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