国富論
「ブックオフ」にて「世界の名著」(中央公論社)31「アダム・スミス」と、フランコ・サケッティ作/杉浦明平訳「ルネッサンス巷談集」(岩波文庫)を買った。
「世界の名著」は「続」をふくめて揃うまであと7冊である。マニアックな古書店やネット古書店にはそれらが出ているが、全集端本を高価に買う訳にはいかず、「ブックオフ」「ブックマーケット」で1冊105円かそれ以下で買ってこそ、端本で揃える楽しみがある。そのために「世界の名著」に1枚ずつ付いている目録の1枚を、未だ買っていない本に印しを付け、持ち歩いている。ただし「世界の大思想」を揃いで買った時に、内容の重複している「名著」の方を売ってしまっていて、今それらも買い集めている。それがなければ或いは現在、「世界の名著」が揃っていたのではないか、愚かなことをしたと後悔している。
文庫本の古本を買うときにいつも思うのだが、すでに手許にあるのではないかという疑いが湧く。手許の文庫本を全部覚えているわけでなく、またじっさいに重複して文庫本を買ったことが2、3度あるからである。
季刊同人誌「棧橋」№90を読み終えた。短歌作品を主にして、散文は飛ばしたものもある、済まないけれど。
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