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2007年5月14日 (月)

荒川洋治記念講座

 先の5月12日(土曜日)の午後、県立図書館多目的ホールにて、荒川洋治さんの「第5回小林秀雄賞受賞記念講座」があった。聴講者は図書館関係者の予想をはるかに越えたらしく、補助椅子がたくさん通路に出され、そこで聴き入った人も多かった。第1部「生誕百年 高見順の世界」、第2部「実学としての文学」、あわせて2時間あまりの講座だった。興の乗ってきた荒川さんが凄いことを語っている実感があるのだが、何人の聴講者がわかっているのか。

 桑原正紀歌集「妻へ。千年またむ」(短歌研究社)、森瑤子「マイコレクション」(角川文庫)を読み終える。

 庭の五葉松(高さ2メートル近い)の「みどりつみ」をする。

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スゴイ事の一部。「高見順の『わが胸の底のここには』は世界で最も自己を抉った小説である」。「文学は実学である。経済学は5年とか10年先にしか関わらないが、文学は人の一生を変える」。「三島由紀夫の『橋づくし』や石原吉郎の詩など、優れた文学を読んでいるか否かで、人の一生が違ってくる」。「ハーディの『テス』を列車内で読んでいて号泣した」云々。

 お元気ですか。
 その、スゴイこと、の内容をお聞かせいただきたく。

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