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2007年7月17日 (火)

歌集2冊

002_3 001_2  歌集2冊、村山香代子「アーモンドの枝」と田村ひさ子「葉ざくらの窓」を読みおえた。二人はともに「未来短歌会」の歌人である。「未来」の歌人の歌集をたくさん(50冊くらい)入手したので、折々に読んでゆきたい。

 「アーモンドの枝」には75首のみ収載されている。歌集の見開きの片側のページに4~6首が載っており、反対側のページに童画ふうの絵が載っていて(本文のページにはみ出している場合もある)その絵のうえに本文の短歌の英訳が刷られている。ビジュアル歌集の先駆けであろうか。外国の人に短歌を理解してもらう努力も多とする。

 「葉ざくらの窓」のなかでは、今際の夫、亡くなったあとの夫恋を詠んだ作品は激しく、凄味さえある。多くの人に読まれてほしい歌集である。

 

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