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「板倉曙雲遺墨集」(平成5年・刊)を見おえる。彼は1933年・福井県生まれ、1992年没。前衛書道や流行の波を受けながら、隷書、雄勁、流麗と様ざまに筆を運び、平均的な作はない。2枚めの写真のように、長い漢詩など字数の多いものを条巾にしたためた作品に、本領が発揮されているように思う。
彼は書の様ざまな賞を受け、様ざまな書道組織の役員を務めたが、59歳で亡くなっている。
なおこの感想は、書道に全く素人-中学、高校の芸術科目は書道を選んだけれども-の僕の言である。
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