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宮本輝の小説「春の夢」(文春文庫、1988年・刊)を読みおえる。
この本は、職場の作業の隙(ひま)に詠み継いだもの。こう書くと、仕事が暇なようだが、仕事はきっちりこなしているし、お盆中日の今日も、汗を流して働いた。
主人公の恋人の娘さんが、愛らしくしっかりしている、男性から見た理想の女性の1型として描かれている。
柱に打ち付けられた蜥蜴が小道具として出てくるが、その意味付けに無理があり、作者は苦労しているようだ。
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