詩画集「詩集『べと』から『だんだんたんぼ』より」
福井市在住の詩人・山田清吉さんがお手紙とともに、自選詩画集「詩集『べと』から『だんだんたんぼ』より」(2008年10月、福井新聞社・刊)を下さった。
酒井由美子さんが漉いた竹紙に渡辺淳(あつし)さんが絵を描き、山田さんが自作の詩を筆で書いたもの。3者の味わいのあるコラボレーションである。
詩集のなかで、僕としては最新詩集「だんだんたんぼ」(2004年、紫陽社・刊)が好きだ。この詩集は、「北陸現代詩人賞」を受賞している。
詩「ぐうだら」の冒頭、
子供に示しがつきませんと
息子の嫁はんに怒られ
夜中にふいと家を出た
に笑ってしまった。また「百姓の手(子供の手)」の中ほど、
お前は悪くないその盗んだ手が悪いんじゃ
さあその手を切り落さねばと恐ろしい剣幕
押し切りの上にこの手を引きずり乗せる
にはジンときた。僕も悪事を重ねる身ではある。
こぐま星座さんへ。
「喫茶コケッティ」で会ったときの、僕の話し方が悪かったのかも知れませんね。
投稿: 新サスケ | 2008年11月18日 (火) 19:54
絵も本人が書いたのかと思ったよ。竹紙ってのも本人が漉いたのかと思ったよ。
投稿: こぐま星座 | 2008年11月18日 (火) 08:57