福井県立図書館で「則武三雄展」が催されているので、今日の午後、それを観に行った。
則武さんは、戦後の福井の詩の世界で、活躍した故・詩人である。数多くの詩集を上梓した。
また「則武学校」と呼ばれるほど、福井の詩人の多くがその膝下に集まった。岡崎純、広部英一、南信雄、川上明日夫、荒川洋治、外多数(僕もその末席をけがした?)。
ほかに本の発行元「北荘文庫」を開設し、詩集ほか多くの本を発行し、福井の文学の隆盛に寄与した。
展示では、ネクタイ、眼鏡などの遺品、自筆原稿、「北荘文庫」の本など、貴重なものだが、やや形式的に思えた。
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