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原田宗典「海の短篇集」(角川文庫、平成9年3版)を読みおえる。
南洋のリゾート地を舞台にした、「私」の異変を描いた短篇小説集である。
機知、思いつきなど、アイデア勝負の1篇が12作。アイデア勝負の短篇小説を、僕は好まない。
三浦哲郎の、人生を感じさせる短篇小説が、極上と思っている。
古いところでは、夏目漱石の「夢十夜」など。
海外旅行をした事のない僕には、南洋リゾート地の、暑くのんびりして危険なところもある情景を、覗いた思いがしたけれど。
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