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2008年12月28日 (日)

同人詩誌「角」第16号

005  敦賀市に在住の詩人・岡崎純さん(「福井県詩人懇話会」代表)が、同人詩誌「角」第16号を送って下さった。

 「角」の同人は、おもに若狭の書き手である。

 岡崎さんは、詩「かぼちゃの根」を寄せていて、かぼちゃの根に芽つぎしたきゅうりの苗は、かぼちゃの性質が出ると書いて、終末の3行、

かぼちゃのつもりで

きゅうりを次つぎと

実らせている

は、貶しているのか、感心しているのか。

 誌中、最も高度な(優れているかどうかとは、別の観点)詩と思われる、玉井常光さんの「海の時間」より、初めの2行のみを引く。

     海の時間

           玉井常光

海にはまろやかな時間がある

寄せてくる白い言葉と引いていくたたずむ心

 家高勝さんは、「僕の懐かしシネマ館 5」と題する長文で、フェリーニ監督の作品を、熱っぽく語っている。

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