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2008年12月30日 (火)

「木下杢太郎日記」

004  古書店連合サイト「日本の古本屋」を通して、福岡県の「古本センター」に注文した本、「木下杢太郎日記」5冊揃いが届いた。

 1979年頃、岩波書店・刊。

 この5冊を2,300円で買ったのだが、「日本の古本屋」のこの集の一覧では、2,300円から12、000円までの値段が付いていた。

 僕に届いた本には、箱に染みがあったが、初めからカバーや帯は無かったようである。

 するとこの値幅は、本の状態によるのではなく、古書店主の評価の差だと思われる。

 文学史的に、また当時の世相を覗うに、貴重な本だと見るか、1線級ではない詩人(現在の評価では)の日常些事が述べられていると見るか、評価が様ざまなのだろう。

 写真は、5冊の箱の背である。

 今日ようやく、1年の仕事を納めた。忙しかったが、数年前よりはずっと楽で、様変わりの作業量だった。

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