小島ゆかりと、熊楠
仕事帰りに「勝木書店ワッセ店」へ行き、取り寄せを依頼していた、小島ゆかり・歌集「折からの雨」を受取った。前日に「本が届いた」と、電話連絡があったので。
この歌集のカバーは、至極シンプルで、白地に黒字で書かれているのみ。帯の色が、わずかに彩りを添えている。
1ページに3首、総473首、ぎっしり内容の詰まった1冊である。
同店内の「古書センター」(このブログでこれまで「古本センター」と書いてきたが、僕の間違いらしい。同名の古本屋が他にあることを知っていたから、おかしいと思っていた)にて、「南方熊楠コレクション」5冊セットを買った。河出文庫、1991年4版。
熊楠の記事は断片的に読んできたが、彼の著作は全く読んだことがない。読み始める入り口としては、このコレクションは適しているのではないか。写真は、セット箱の背である。
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