« 「新訂 一茶俳句集」 | メイン | 「1Q84」「おぱらばん」 »
図録「道元禅師と永平寺の宝物展」を見おえる。
平成6年、大本山永平寺・編集発刊。
目録1番の「御開山自讃像 一幅」が良い。讃は道元自筆とされるし、元気と意欲に満ちた相貌で、次代以下の頂相とは違う。
また道元自筆の「普勧座禅儀(国宝)一巻」にも惹かれる。一巻のうち、図録はわずかだけれど、新しい宗派を創める意欲が現れている。
古い紙に墨筆の文字は、長年にわたって消えないものだと感心する。近代のインク印刷がかえって危うい。
その他、将軍、天皇、政治家からの墨筆が古文書的にも面白い。
このページのトラックバックURL:http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/19947061
「道元禅師と永平寺の宝物展」を参照しているブログ:
コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。
名前: (必須)
URL:
この情報を登録する
コメント:
もっと読む
コメント