第7回「北陸現代詩人賞」贈賞式に参加した折り、福井市・在住の詩人・山田清吉さんが、同人詩誌「角」第17号を下さった。
「角」は、福井県嶺南地方の詩人を糾合して再刊された詩誌だけれども、現在の同人には嶺北在住の詩人も多い。
岡崎純さんの「捨身」は、みみずという生のぎりぎりの様を描いて、生の讃歌をうたう。
山田清吉さんの「生死」は「生死は表裏一葉」の境地から、おだやかな生死が得られない戦争を糾弾している。
家高勝さんの映画評論「僕の懐かしシネマ館 6」は、ポーランドの映画監督、アンジェイ・ワイダの「地下水道」「灰とダイヤモンド」を、熱く語っている。
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