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2009年6月 3日 (水)

堀江敏幸「おぱらばん」

002  堀江敏幸の短篇集「おぱらばん」を読みおえる。

 新潮文庫、平成21年・刊。

 僕は新潮文庫で、彼の「いつか王子駅で」「雪沼とその周辺」を読んでいる。

 「おぱらばん」は単行本としては、それらより先に発行されている。

 これらの短篇小説において、文学や美術の衒学趣味と、理性的ではない情動に入る主情主義は、元インテリ(予備軍)の心情を、くすぐるものがある。

表題作の「おぱらばん」は、アイテムが卓球とか辞典だったりして、僕にもわかりやすく、いや味が少なかった。

 彼が、三島由紀夫賞、芥川賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞、木山捷平賞、読売文学賞と、名立たる賞を受賞しているのに、読者の評価が今ひとつなのは、読者に媚びている所があると見られているからだろうか。

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