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「馬場あき子全集」第三巻「歌集 三」を、読みおえる。
三一書房、1998年・刊。
箱、帯、本体にパラフィン紙カバー。
この巻には、「月華の節」(詩歌文学館賞)、「南島」、「阿古父」(読売文学賞)、「暁すばる」、「飛種」(斎藤茂吉短歌文学賞)、「青椿抄」の、6歌集が収められている。
僕は、牧羊社「馬場あき子歌集」、この「馬場あき子全集」2、3巻によって、彼女の16歌集を読みおえた事になる。良い読者だったとは言いがたい。
作品の底に重苦しいものが残るのは、彼女の負の体験が、解消されずに残って、短歌、能、古典研究などの活動へ導いているからのように、思える。
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